【東京】2025年の初詣におすすめ!<br/>合格祈願に人気の神社仏閣8選
更新日2024年12月27日/公開日2024年12月27日

【東京】2025年の初詣におすすめ!
合格祈願に人気の神社仏閣8選

体験する
歴史・文化を感じる

2025年の初詣はどこの寺社にお参りするか決まりましたか?

子供の成績アップや志望校合格を祈願したいママパパのために、今回は東京都内にある格祈願&学問成就に人気の寺社に注目。

菅原道真公を祀る天満宮から、知る人ぞ知る穴場までご紹介します。ぜひ親子で一緒に参拝してみてださい。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※50音順にご紹介しています

上野大仏(東京都台東区)

穏やかな表情のご尊顔に癒されます(画像提供:degu66 / PIXTA)
穏やかな表情のご尊顔に癒されます(画像提供:degu66 / PIXTA)

「上野精養軒」近くの小高い丘の上にある「上野大仏」は、「上野恩賜公園」の中にいらっしゃる、穏やかなお顔だけの大仏。

もともとは、1631年(寛永8年)に越後村上藩主・堀直寄がこの地に漆喰の釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)を造ったことが始まりです。

度重なる火災や地震で倒壊し、1923年(大正12年)の関東大震災では顔面部が落下。さらに第二次世界大戦時に顔以外のパーツは金属資源として供出されてしまいました。

現在は、残ったお顔がレリーフとして安置されています。

合格祈願の隠れた名所

数々の災難を乗り越え、「これ以上落ちることがない」ことから、“合格大仏”として受験生から信仰を集めています。

敷地内にある売店では大仏モチーフの絵馬やお守りのほか、鉛筆や飴などのグッズを購入できますよ。

■スポット概要
所在地: 東京都台東区上野公園4-8
アクセス:JR「上野駅」公園口から徒歩で約6分

公式サイト

小野照崎神社(東京都台東区)

小野照崎神社
小野照崎神社

東京都台東区の「小野照崎神社」は、平安初期の政治家・小野篁(おのたかむら)公を御祭神として祀っています。

篁公は和歌、絵画、武芸などに秀でた多才な人物で、法律にも精通し、国の要職を務めた人物。そのため、学問成就や芸術・芸能の上達にご利益があるとされ、芸術系の合格祈願にもおすすめです。

俳優の渥美清が願掛けをした神社としても知られ、映画「男はつらいよ」で寅さんが首にかけているお守りもここで授与されたものだとか。

江戸後期には、「回向院」から“学問の神様”である菅原道真(すがわらのみちざね)公が遷され、末社を含めて15柱もの神様が祀られています。

月替りの御朱印&富士塚にも注目

「下谷坂本富士」は例年6月~7月の2日間だけ登ることができます
「下谷坂本富士」は例年6月~7月の2日間だけ登ることができます

境内には国の重要​​有形民俗文化財である小さな富士山「下谷坂本富士」や、日本三大庚申の「庚申塚(※)」ほか見どころもいろいろ。「下谷坂本富士」は富士山の開山にあわせて2日間山開きされ、誰でも登ることができます。

月替わりの美しい御朱印も人気です。上野や浅草からも近い下谷エリアにあるので、参拝後は少し足を伸ばして観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※庚申塚(こうしんづか):中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石碑や石塔のこと

「小野照崎神社 下谷坂本富士 お山開き」をチェック!

■スポット概要
所在地: 東京都台東区下谷2-13-14
アクセス:東京メトロ日比谷線「入谷駅」から徒歩で約3分、またはJR山手線、京浜東北線「鶯谷駅」から徒歩で約7分

公式サイト

亀戸天神社(東京都江東区)

亀戸天神社
亀戸天神社

JR総武線、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」およびJR総武線、東武鉄道亀戸線「亀戸駅」から徒歩15分ほどのところにある「亀戸天神社」。

御祭神は、“学問の神様”と呼ばれる菅原道真公です。受験シーズンを中心に、たくさんの受験生やその家族がご利益を求めて参拝に訪れます。

祭りや行事も豊富な“花の天神様”

「梅まつり」シーズンの境内
「梅まつり」シーズンの境内

「太宰府天満宮」にならって造営された境内には「心字池」(しんじいけ)があり、池にかかる3本の「太鼓橋」を渡るごとに心が清められるといわれています。

四季折々の美しい花が楽しめる“花の天神様”としても知られ、年間を通して開催されるさまざまなお祭りや行事も人気。

毎年1月24日・25日には「鷽(うそ)替え神事」、例年2月上旬〜3月上旬には梅まつり、4月中旬〜下旬には藤まつりが開催されるので、その時期に参拝するのもおすすめです。

「鷽替え神事」の詳細はこちら!

「梅まつり」の詳細はこちら

「菊まつり」の詳細はこちら

■スポット概要
所在地: 東京都江東区亀戸3-6-1
アクセス:JR総武線「亀戸駅」北口から徒歩で約15分/JR総武線、地下鉄半蔵門線「錦糸町駅」北口から徒歩で約15分

天満宮 小金井神社(東京都小金井市)

天満宮 小金井神社
天満宮 小金井神社

1205年(元久2年)、武蔵国の開拓にあたり創建された「小金井神社」は、菅原道真公を祀る天満宮。1751年(宝暦元年)に名匠・粉川市正康信に道真公の坐像(高さ42.4cm)の彫刻を依頼し、御神体として祀られています。

近年は学問の神として信仰され、受験生が多く参拝しています。

長年おせわになった石臼に感謝を込めてつくられた「石臼塚」(画像提供: Mr.アルプ)
長年おせわになった石臼に感謝を込めてつくられた「石臼塚」(画像提供: Mr.アルプ)

境内にある「石臼塚」は見どころのひとつ。

1973年(昭和48年)に地元農家の人々によって奉納された石臼塚は、当時の生活用具だった臼への感謝を込めてつくられたもの。石臼塚は全国的でも珍しく、小学校の教材にもなっているそうです。

木々に囲まれた境内は静かで心落ち着く空間。散策にもぴったりです。

■スポット概要
所在地:東京都小金井市中町4‐7−2
アクセス:JR中央線「武蔵小金井駅」から徒歩で約10分

公式サイト

布多天神社(東京都調布市)

江戸時代に再建された本殿(調布市指定有形文化財)
江戸時代に再建された本殿(調布市指定有形文化財)

京王線「調布駅」から天神通り商店街を抜けた先にある、緑に囲まれた神社「布多天神社」(ふだてんじんじゃ)。927年に制定された「延喜式神名帳」に名を連ねている、多摩エリア有数の古社です。

もともと多摩川沿いに鎮座していましたが、洪水を避けるために現在の場所に遷座され、その際に“学問の神様”として有名な菅原道真公が祀られました。

そのため合格・学業成就、厄除け、家内安全などのご利益があるといわれ、特に初詣から受験シーズンにかけて多くの参拝客で賑わいます。

有形文化財の狛犬など見どころもいっぱい

調布市でもっとも歴史ある狛犬(調布市指定有形文化財)
調布市でもっとも歴史ある狛犬(調布市指定有形文化財)

境内には市の有形文化財に指定された本殿や、1796年(寛政8年)に建立された狛犬など見どころがいっぱい。

菅原道真公が愛したという梅の花も美しく、例年2月中旬から見頃を迎えます。

■スポット概要
所在地:東京都調布市調布ケ丘1-8−1
アクセス:京王線「調布駅」から徒歩で約5分

南大谷天神社(東京都町田市)

町田市にある「南大谷天神社」は、「菅原神社」、「町田天満宮」と並ぶ“町田三天神”のひとつで、“学問の神様”・菅原道真公をお祀りしている神社。合格祈願、学業成就、五穀豊穣、雷除けなどのご利益で有名です。

1645年(正保2年)に大谷村の村長・五十嵐次郎左衛門が、島山屋法春に像をつくらせ、天満宮として創建したと伝わります。

春は境内の桜が見事

例年3月下旬~4月上旬には桜の花が満開に。境内の桜の木はどれも大きく、社殿や鳥居を取り囲むように咲きます。新学期を迎える前の子供と一緒に、学業成就をお祈りするのもいいですね。

お花見&桜情報をチェック!

■スポット概要
所在地: 東京都町田市南大谷451-1
アクセス:小田急小田原線「玉川学園前」駅から徒歩で約14分

谷保天満宮(東京都国立市)

谷保天満宮
谷保天満宮

「谷保天満宮」(やぼてんまんぐう)は、東京都国立市にある東日本最古の天満宮です。

創建は平安時代で、菅原道真公の三男・菅原道武公によって建てられました。東京都台東区の「湯島天満宮」、江東区の「亀戸天神社」とともに、“関東三天神”に数えられ、多くの受験生や学問を志す人々から信仰を集めています。

例年1月中旬から350本の梅が見頃に

梅が咲く境内
梅が咲く境内

初詣の時期は屋台が並び、とても賑やか。例年1月中旬から3月上旬には、境内の梅林に約350本もの梅が咲き誇り、ひと足早い春の訪れを感じることができます。

また、9月の例大祭では「万灯行列」や「古式獅子舞」、「獅子舞宵宮参り」などの伝統行事が行われ、地域の人々や観光客でにぎわいます。

交通安全祈願発祥の地としても名高く、子供と一緒にお参りするのにぴったりの神社です。

■スポット概要
所在地: 東京都国立市谷保5209
アクセス:車:中央高速道 ・国立府中ICから約3分
電車:JR中央線「国立駅」からバスで約10分

湯島天満宮(東京都文京区)

湯島天満宮
湯島天満宮

「湯島天神」と呼ばれ親しまれている「湯島天満宮」は、西暦458年(雄略天皇2年)創建と伝わる歴史ある神社。

徳川家康は江戸城に入る際、特に湯島天神を篤く崇敬したといわれています。また徳川綱吉も、この地域を文教の中心とし、「湯島聖堂」を昌平坂(担当千代田区と文京区の境界線上にある坂)に移しました。

「文京梅まつり」「文京菊まつり」の時期もおすすめ

境内に咲く梅も風情があります
境内に咲く梅も風情があります

日本神話に登場する怪力の神様「天之手力雄命」(あめのたぢからをのみこと)と、“学問の神様”として知られる菅原道真公を祀り、一年を通して受験生や親子連れが合格祈願に訪れるスポットです。

初詣の時期などに境内に出店する「合格甘酒」も親子に人気。

梅が見頃となる例年2月上旬から3月上旬には「文京梅まつり」、11月初旬から下旬には「文京菊まつり」が開催されます。

■スポット概要
所在地: 東京都文京区湯島3-30-1
アクセス:①東京メトロ千代田線「湯島駅」3番出口から徒歩で約2分 
②東京メトロ銀座線「上野広小路駅」から徒歩で約5分 
③東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」から徒歩で約10分 
④JR各線「御徒町駅」から徒歩で約8分 ⑤都営地下鉄大江戸線「上野御徒町駅」A4出口から徒歩で約5分

子供たちが楽しく学び、希望の学校へ合格できるよう「いこーよトリップ」編集スタッフも心からお祈りしています。合格祈願をしたのちに合格が決まった際は、お礼参りも忘れずにしましょうね!

記事を書いた人

雨宮あかり

「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。