【2023】伝統行事や奇祭も！
関東近郊の1月おすすめイベント

新年を迎え、おめでたい雰囲気で満ちている1月。全国各地で、開運祈願や新しい年を祝う伝統行事とイベントが数多く開催されます。

今回は、2023年1月に関東近郊で開催されるイベントのなかから、親子で参加したい「日本の伝統を感じる恒例行事」を厳選してご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

【都内近郊】2023年「どんど焼き」開催情報をチェック！

【だるま市】各地の開催情報をチェック！

画像はイメージです

新春を代表するイベントのひとつ「だるま市」。

だるまは「七転び八起き」の縁起物とされており、無病息災や祈願成就のため、毎年1月になると全国各地で「だるま市」が多数開催されます。

【群馬県】おすすめ「だるま市」情報

高さ2.8mの特大だるまが登場する群馬県高崎市の「高崎だるま市」の様子

“縁起だるま”や“福だるま”とも呼ばれる伝統工芸品「高崎だるま」などで有名な群馬県。

高崎市の「高崎だるま市」（2023年1月1日）、「少林山達磨寺 少林山七草大祭だるま市」（2023年1月6日～7日）をはじめ、前橋市の「前橋初市まつり」（2023年1月9日）、沼田市の「沼田だるま市」（2023年1月16日）などが開催されます。

【群馬】2023年おすすめ「だるま市」はこちら！

【埼玉県】おすすめ「だるま市」情報

埼玉県川越市の「喜多院」で行われる「 初大師だるま市」の様子

埼玉県では、熊谷市の「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」（1月1日～9日）、川越市の「喜多院」（2023年1月3日）、坂戸市の「長溪山永源寺」（2023年1月10日）などで「だるま市」が行われます。

【埼玉】2023年おすすめ「だるま市」はこちら！

溝のだるま市（神奈川県相模原市／2023年1月9日）

お焚き上げの様子

神奈川県相模原市の「上溝（かみみぞ）商店街」では、2023年1月9日（月・祝）に「溝のだるま市」が開催されます。

だるま販売のほか、だるま供養のお焚き上げ法要が行われ、その様子を見学することもできます。さらに、フリーマーケットや子供を対象にしたお菓子の数量限定プレゼントなども予定されています。

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青梅だるま市（東京都青梅市／2023年1月12日）

東京都青梅市のJR青梅線「青梅駅」前では、2023年1月12日（木）に「青梅だるま市」が行われます。

だるま店約40店をはじめ、合計240店ほどの露店が駅前の旧青梅街道沿いに立ち並ぶほか、お焚き上げも行われ、見学参加者に無料で甘酒がふるまわれます。

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所澤総鎮守 所澤神明社「熊手市」（埼玉県所沢市／2023年1月1日）

埼玉県所沢市にある「所澤総鎮守 所澤神明社」では、2023年1月1日（日・祝）に、「熊手市」が行われます。元日の午前0時、年が明けた瞬間に始まる日本で一番最初の熊手市です。

境内には、鯛や亀、おかめの面、千両箱などのおめでたい飾りがついた熊手がずらり！　全国トップシェアの生産量を誇る地元の老舗「面亀」（めんかめ）の熊手が販売されます。

豪華な熊手や、響き渡る威勢の良いかけ声と手締めの音など、見るだけでも心が躍る熊手市ならではの雰囲気を楽しみながら、新しい年の幸せを祈りましょう！

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年越神輿渡御（新潟県新潟市／2023年1月1日）

幻想的な和太鼓の音色が響き渡る夜の境内を、お神輿が練り歩きます

新潟県新潟市にある「新潟縣護國神社」では、2023年1月1日（日・祝）0時から、総勢300人の担ぎ手たちが神輿を担いで境内練り歩く年越し行事「年越神輿渡御」が行われます。

例年、大晦日の23時から年をまたいで行われますが、今回は年が明けた元日0時からです。

お正月限定の御札・御守・縁起物などが頒布されるほか、露店は感染対策を徹底し、2021年より多い21店舗が並ぶ予定です。

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大磯寒中神輿（神奈川県大磯町／2023年1月1日）

写真右側にある「兜岩」を目指して進みます

神奈川県大磯町の「大磯北浜海岸」では、2023年1月1日（日・祝）の11時から、一年の安泰を祈願する恒例行事「大磯寒中神輿（みこし）」が行われます。

50年以上続いている初春のお祝い行事で、海岸一帯に響き渡る「どっこいどっこい、どっこいそ〜りゃ」という威勢のいい掛け声とともに、担ぎ手たちが続々と入水（にゅうすい）します。

神輿は岸から10ｍほどのところにある兜岩（かぶといわ）を目指して、海の中をゆっくりと進んで行きます。厳しい寒さのなか、ふんどし姿の担ぎ手たちが勇敢に海に入っていく姿は、見ているだけで元気がもらえそう！

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由比のお太鼓祭（静岡県静岡市／2023年1月1日）

静岡県静岡市清水区にある「豊積（とよづみ）神社」では、2023年1月1日（日・祝）に、1,200年もの長きにわたり伝えられている伝統行事「由比（ゆい）のお太鼓祭」が行われます。

前年に祝い事のあった家で太鼓をたたく「入れ太鼓」の様子

静岡県の無形文化財に指定されており、威勢よく太鼓をたたきながら地域一帯を練り歩き、各家庭を訪れて家内安全や豊漁を祈願する漁師町ならではのお祭りです。

以前は元旦から3日未明にかけて行なわれていましたが、2023年からは元日のみに凝縮して行われます。祭り終了時には福銭、紅白餅が進呈される予定です。

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大根まつり（東京都台東区／2023年1月7日）

御本尊の前には、山のように積み上げられた大根がお供えされています

東京都台東区にある「待乳山聖天」（まつちやましょうてん）では、2023年1月7日（土）に「大根まつり」が行われます。

例年、御本尊である聖天様に元旦からお供えされていた大根が「ふろふき大根」に調理され、御神酒とともに参拝者にふるまわれますが、2023年は新型コロナウイルス感染症対策のため中止です。

代わりに、ふろふき用ゆず味噌と生の大根1本を先着1,000名に配布予定です。

2023年は、2020年以来の復活開催です

御本尊の前にお供えされていた大根のお下がりをいただくことで、心身の健康を得ることができるといわれています。家族全員の健康を願い、ありがたい大根を食卓でいただきましょう。

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田遊祭（静岡県袋井市／2023年1月7日）

静岡県袋井市にある「法多山 尊永寺」（はったさんそんえんじ）では、2023年1月7日（土）に、五穀豊穣を祈願する正月行事「田遊祭」（たあそびさい）が行われます。

室町時代から続いていると伝わる伝統行事で、本堂の前にある「諸尊堂　北谷寺」で米作りの過程を表現した芸能「七段の舞」を奉納します。

俗学的にも貴重なものとして、静岡県の無形民俗文化財に指定されているほか、 国記録選択民俗文化財にも選択されています。

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白馬祭（茨城県鹿嶋市／2023年1月7日）

日が沈み切って辺りも暗くなった18時から神事が執り行われます

茨城県鹿嶋市にある「鹿島神宮」では、2023年1月7日（土）18時から「白馬祭」（おうめさい）が行われます。

別名「大神様のお目覚め」とも呼ばれる鎌倉時代から伝わる神事です。“年の始めに白馬を見ると年中の邪気を祓う”という言い伝えがあり、毎年多くの参拝客で賑わいます。

2023年は新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、例年行われている甘酒と七草粥のふるまいが中止になるほか、御神馬の頭数を減らし、神馬の引き回し区域・見学区域も一部変更されるなど、規模を縮小して開催します。

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七日堂裸詣り（福島県柳津町／2023年1月7日）

福島県河沼郡柳津町（やないづまち）にある「福満虚空藏菩薩圓藏寺」（ふくまんこくぞうぼさつえんぞうじ）では、2023年1月7日（土）20時30分から、奇祭「七日堂裸詣り」が行われます。

20時30分に鳴る一番鐘の音を合図に、ふんどし姿の男衆が113段の石段を駆け上がり、本堂に吊り下げられた麻縄をよじ登ります。揉み合い、競い合いながら麻縄をよじ登ることで、1年の幸福と無病息災を祈る伝統行事です。

2023年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般参拝者は本堂扉の外から見学となる可能性があります。

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第68回寒中水浴大会「寒中禊・疫病退散祈願祭」（東京都中央区／2023年1月8日）

東京都中央区にある「鐵砲洲（てっぽうず）稲荷神社」では、2023年1月8日（日）に「第68回寒中水浴大会『寒中禊・疫病退散祈願祭』」が行われます。

中央区の新春恒例行事のひとつで、氏神様の御前で冷たい水に心身を沈め清めることで感謝の気持ちを表し、自分自身と家族が健康で過ごせることを祈念します。

プール内に約135kgもの氷柱2本が設置されていて、見るからに冷たそう！

お祓いを受けた参加者たちは、身体の邪気を発散し、心と霊魂を浄化統一する作法を終えると氷入り巨大プールの中へ！

凍てつく寒さのなか、男性はふんどし、女性は白衣の姿で入水する様子を見ていると、こちらまで気持ちが引き締まります。

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田祭（静岡市三島市／2023年1月8日）

静岡県三島市にある「三嶋大社」で、2023年1月7日（土）に、五穀豊穣や天下泰平を祈願する祭事「田祭」（たまつり）が行われます。

境内の舞殿では、平安時代が起源とも伝えられている「お田打ち神事」が執り行われます。稲作の様子を狂言形式で描いた伝統芸能で、静岡県の無形民俗文化財にも指定されています。

終了時には、お田打ち神事に登場する「福太郎」という人物の顔をモチーフにした紅白の福餅などが参拝者にまかれます。「福の種蒔く福太郎」と呼ばれており、餅を手に入れた人は福を授かることができるとされています。

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子安神社　初こんぴら祭（東京都八王子市／2023年1月9日～10日）

福笹を持つ福娘たち

東京都八王子市にある「子安（こやす）神社」では、2023年1月9日（月・祝）と10日（火）に、200年以上の歴史を誇る伝統行事「初こんぴら祭」が開催されます。

「初こんぴら祭」は、子安神社の社殿裏に鎮座する「金刀比羅（こんぴら）神社」のご縁日。毎月10日の縁日「こんぴら祭」のなかでも、年初めの「初こんぴら祭」は、特にご利益が期待できるとされています。

神楽殿から餅を撒く福娘たち

境内で行われる「だるま市」をはじめ、福を振りまく巫女（みこ）の福娘たちが、神楽殿の舞台から餅を撒く「開運餅撒き」（両日11時と15時の2回、計4回開催）、生演奏のお囃子の音色にあわせて獅子が踊る「獅子舞」など、見どころ満載です！

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むこ投げ・すみ塗り（新潟県十日町市／2023年1月15日）

新潟県十日町市にある「松之山温泉」で、2023年1月15日（日）に「むこ投げ・すみ塗り」が行われます。「むこ投げ」は約300年前、「すみ塗り」は約600年前から続く伝統行事です。

「むこ投げ」は、前の年に結婚したばかりのお婿さんを、5mもの高さがある「松之山温泉薬師堂」の境内から雪の斜面へ投げ落とす豪快な行事。結婚の祝福と夫婦の絆を願い、毎年出場カップルを一般募集しています。

みんな顔が真っ黒になりますが、自然と笑顔がこぼれる温かな行事です

「すみ塗り」は、松之山温泉薬師堂の広場で行われる「どんと焼き」で出る灰と雪を混ぜて、顔に塗りあう行事。一年間の無病息災・家業繁栄を願い、「おめでとう」と言いながら互いの顔に灰を塗りあいます。

一般参加も可能なので、汚れても良い服装で家族みんなで参加してみましょう！

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湯西川温泉　かまくら祭（栃木県日光市／2023年1月27日～2月26日）

子供に受け継いでいきたい湯西川温泉の冬の恒例行事です

栃木県日光市にある「湯西川温泉」の3つの温泉街で、2023年1月27日（金）から2月26日（日）まで、「湯西川温泉　かまくら祭」が開催されます。

「沢口河川敷ミニかまくら会場」の風景は、「日本夜景遺産」に認定されています

湯西川沿いにある「沢口河川敷ミニかまくら会場」には、たくさんのミニかまくらが登場。夜はライトアップされ、あたり一面が幻想的な雰囲気に包まれます。

会場によって異なる雰囲気が楽しめる冬ならではの特別なイベントです。

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1月は日本の伝統文化を体感できる行事がたくさん。新年最初の思い出作りにもおすすめです♪

記事を書いた人

あいまる

いこーよとりっぷ編集部のコンテンツクリエーター／ハッピーな気持ちになれるニュースや企画をお届けするため、毎日楽しくネタ探しをしています。カメラ・美術館巡り・サッカー＆スポーツ観戦・キャンプ・ハンドメイド・色鉛筆画などなど、外遊びも家でゆっくりするのも大好きなので多趣味です。