2月のおすすめ観光地&穴場16選
関東近郊で雪遊び!河津桜まつりも
2月の親子旅におすすめの観光地を、関東近郊エリアから厳選してご紹介!
「知る人ぞ知る魅力的な穴場観光地」や、「人気観光地で楽しめる冬限定の体験」など、この時期ならではの情報をまとめてお届けします。
日帰りで満喫できるスポットも多数ピックアップ。お気に入りのまちを見つけて、親子の思い出に残る特別な体験を楽しみましょう!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
【東京都大島町】椿の花咲く火山島で地球の活動を体感!
伊豆諸島でもっとも大きい伊豆大島は、東京都港区の「竹芝客船ターミナル」から高速ジェット船で約2時間、調布市の「調布飛行場」から飛行機で約25分。泊りがけがおすすめですが、じつは日帰りもできる観光地です。
島のシンボル「三原島」や、日本で唯一の砂漠である「裏砂漠」、噴火の歴史を物語る「千波地層断面」など、火山島ならではの迫力ある景観が魅力で、日本ジオパークにも認定されています。
「第70回伊豆大島椿まつり」を開催中
また、古くから伊豆大島の暮らしを支えてきた椿(つばき)の木は約300万本もあり、椿油は島が誇る特産品のひとつ。花は11月から4月にかけて咲き、特に2月から3月が見頃です。
2025年2月2日(日)~3月16日(日)の期間には、「伊豆大島椿まつり」を開催。記念すべき70回目となる今年は、節目を祝う花火大会やイルミネーション、椿まつり限定グルメなど、島全体で特別なイベントが盛りだくさんです。
【埼玉県長瀞町】宝登山で梅とロウバイのお花見
長瀞町の宝登山山頂では、例年1月中旬から2月下旬にロウバイ、2月中旬から3月下旬には梅の花が見頃に。2025年1月25日(土)~3月16日(日)の「冬の花物語2025」会期中には宝登山山頂に臨時観光案内所が設置され、「長瀞火祭り」ほかイベントも多数行われます。
約1万5,000平方メートルの「宝登山ロウバイ園」には約3,000本のロウバイが咲き誇り、幻想的なライトアップも見どころです。
梅園には早咲きの「冬至」や、「月の三銘花」、「珍花」など約170種・470本の梅が開花。山肌を華やかに染め上げます。
晴れた日には秩父連山や秩父盆地の絶景も見事! ほかにも宝登山には、約170品種・470本の梅が咲く「梅百花園」、ニホンザルやホンシュウジカが暮らす「宝登山小動物公園」、山頂に鎮座する「宝登山神社奥宮」など見どころ豊富。親子の日帰り旅にぴったりの場所です。
【埼玉県秩父エリア】秩父三大氷柱に感動する週末旅
親子向けの観光スポットに事欠かない秩父エリアですが、2月のおすすめはなんといっても「秩父三大氷柱」。毎年1月上旬から2月下旬にかけて開催される、冬の風物詩です。
秩父の大自然が生み出す氷の芸術は、昼は透明感あふれる美しさに、夜はライトアップによる幻想的な輝きに感動を覚えます。
【秩父市】三十槌の氷柱
「三十槌の氷柱」(みそつちのつらら)は、岩清水が凍ってできる天然の氷柱が魅力。
2025年1月10日(金)から2月24日(月・祝)まで開催され、平日17時から19時、土日祝日は20時までライトアップされます。
【横瀬町】あしがくぼの氷柱
横瀬町の「あしがくぼの氷柱」は、2025年1月9日(木)から2月25日(日)まで開催予定。高さ約30m、幅200mほどの壮大なスケールの氷柱です。
西武秩父線「芦ヶ久保駅」から徒歩で約10分とアクセスしやすく、午前中には温かい甘酒や紅茶のサービスも。木~日曜・祝日の夜は、カラフルなライトアップも楽しめます。
【小鹿野町】尾ノ内氷柱
両神山を源流とする渓谷に現れる「尾ノ内氷柱」は、小鹿野町を代表する冬の観光スポット。2025年は1月12日(日)から2月24日(月・祝)まで観ることができます。
1月25日(土)から2月9日(日)の土日限定で、地域の水力発電を活用したエコなライトアップも行われます。
【埼玉県越谷市】関東最大級のいちご園で「あまりん」のいちご狩り
埼玉県越谷市は「水郷こしがや」と呼ばれるほど多くの水源に恵まれ、古くから農業が盛んなまち。
フルーツ栽培を行う農家も多く、なかでも関東最大級の観光農園「越谷いちごタウン」は親子に人気のいちご狩りスポットです。例年1月から5月にかけてのオープン期間中は、たくさんのファミリーが市内を訪れます。
2025年のいちご狩りは5月31日(土)まで。小学生以上2,600円、3歳~未就学児1,400円で、45分間食べ放題です。埼玉県オリジナルの「あまりん」や、注目の「スターナイト」なども食べられますが、人気品種のため訪れた際にはお早めに!
旧日光街道の歴史ある宿場町をまち歩き
市内には親子で楽しめるスポットがいっぱい。かつて、東京日本橋と栃木県日光市をつなぐ日光街道の宿場町として栄えた越谷市には、今も古民家や蔵が現存。
おしゃれなカフェやレストラン、ギャラリーなども点在しています。ぜひ周辺観光も満喫してくださいね。
【神奈川県藤沢市】冬も楽しい海のまち・江の島
神奈川県藤沢市にある海のまち・江の島。毎年春から夏にかけてたくさんの観光客でにぎわいますが、じつは冬も見どころが豊富です。
「新江ノ島水族館」の暖かな館内では、ふわふわと幻想的に浮遊するクラゲや、有人潜水調査船「しんかい2000」など、貴重な展示を見学。2月は「えのすいの深海展 -ディープ度 200%-」を開催中です(4月6日まで)。
“関東三大イルミネーション”の「湘南の宝石」は2月末まで開催
明治時代からの歴史を持つ植物園「江の島サムエル・コッキング苑」は、「江の島シーキャンドル」(写真中央)からの眺望がおすすめ。天気がいい日の夕暮れ時には富士山と日没を同時に眺めることができ、苑内は幻想的な色彩に包まれます。
さらに、2025年2月28日(金)までは「湘南の宝石2024-2025」を開催中。
澄んだ冬の空に輝く宝石のようなイルミネーションは、“関東三大イルミネーション”や“日本夜景遺産”などにも選ばれており、全国からたくさんのファンが訪れます。
【神奈川県小田原市】梅の名所でお花見を満喫♪
小田原市は親子の好奇心をくすぐる観光地。
手裏剣打ちや甲冑着付け体験が人気の「小田原城」から、1万点にのぼる実物標本が並ぶ「神奈川県立生命の星・地球博物館」、動物とふれあえる入場無料「小田原こどもの森公園わんぱくらんど」まで、家族で訪れたいスポットがたくさんあります。
なかでも2月のおすすめは、梅のお花見。“関東三大梅林”の「曽我梅林」をはじめ、「小田原城」、「小田原フラワーガーデン」、「辻村植物公園」などが観梅スポットとして有名です。
「梅まつり」は親子で楽しめる企画が充実
見頃の時期に各スポットで開催される「梅まつり」では、親子向けのイベントや梅をテーマにしたワークショップ、グルメや特産品販売など、毎年趣向をこらした企画が充実しています。
都内からもアクセスしやすい小田原市で、週末旅を満喫してみませんか?
※例年より開花が遅れているため、おでかけ前に公式サイトで開花状況を確認してください
【千葉県鴨川市】海と里山&歴史ある名所&レジャー施設がそろう観光地
千葉県鴨川市は房総半島を代表する観光地のひとつ。
ファミリーに人気の「鴨川シーワールド」、源頼朝の伝説が残る仁右衛門島や、日蓮聖人の生家跡に建つ「誕生寺」、絶景の棚田「大山千枚田」など、たくさんの名所があります。
「菜な畑ロード」に広がる1万坪の菜の花畑
温暖な千葉県鴨川市では、例年1月上旬から3月上旬にかけて期間限定スポット「菜な畑ロード(ななばたけろーど)」が開園。約1万坪を誇る菜の花畑で、ひと足早い春の訪れを満喫できる人気観光地です。
広い土地一面が黄色に染まる光景は圧巻のひとこと。その美しさに魅了され、毎年訪れるリピーターもいっぱい。
シーズン中は花摘み体験をはじめ、鴨川市内のホテル宿泊券等が当たるフォトコンテスト、親子で乗車できるミニトレイン(ドクターイエロー)の運行など、さまざまな企画が催されます。
【千葉県鋸南町】水仙と頼朝桜の名所で春を先取り
千葉県鋸南町は、江戸時代から続く水仙の名産地。安政年間(1854~60年)には船で江戸に出荷され、武家屋敷や町家などに高貴な「元名(もとな)の花」として売られ、好評を得ました。
なかでも、大崩エリアの「佐久間ダム湖親水公園」と「をくずれ水仙郷」は、頼朝桜(河津桜)という早咲き桜の名所でもあり、タイミングがあうと水仙と桜のコラボが見られます。
例年2月上旬~3月上旬には「頼朝桜まつり」が開催され、マルシェやハイキングイベントを実施。夜間には「頼朝桜と竹あかり」が行われ、竹あかりと頼朝桜による幻想的な雰囲気を楽しめますよ(2025年は2月8日頃~を予定)。
「保田川頼朝桜の里」では約600本の頼朝桜が見頃に
また、「保田川頼朝桜の里」にも約600本の頼朝桜があり、例年2月初旬からひと足早い春を届けてくれます。
【茨城県水戸市】水戸徳川家ゆかりの名所で歴史&自然探索
徳川御三家に数えられる水戸徳川家ゆかりの地・水戸市には、徳川家にまつわる名所がたくさんあります。
歴史を体感できる施設や、豊かな自然の中で思い切り遊べるスポットが充実し、小学生以上の子供連れには特におすすめの観光地です。
「偕楽園」と「大塚池公園」で梅と白鳥を愛でる♡
市内の「千波公園」や「大塚池公園」には毎年12月頃から白鳥が飛来し、3月下旬まで優雅な姿を見せてくれます。
また、“日本三名園”のひとつ「偕楽園」(かいらくえん)では、約100種3,000本の梅が見頃をむかえ、2025年2月11日(火・祝)から3月20日(木・祝)まで「水戸の梅まつり」を開催。水戸ブランドの梅を使ったお菓子のコーナーも要チェックです♪
【栃木県日光市】昔話の世界!「湯西川温泉」に並ぶかまくらに感動
「湯西川温泉」は、栃木県日光市の山あいにある歴史ある温泉街。古くは「壇ノ浦の戦い」に敗れた平家の落人(おちゅうど)が、この温泉で傷を癒やしたと伝えられています。
2025年1月31日(金)~3月2日(日)には、温泉街の3会場で「湯西川温泉 かまくら祭」を開催。雪国ならではの魅力ある体験が楽しめます。
「沢口河川敷ミニかまくら会場」と「平家の里会場」には無数のミニかまくらが配置され、夜はライトアップによる幻想的な雰囲気に包まれます。
「平家の里会場」では光の演出イベント「平家あかり」も同時開催。竹灯籠と竹毬による優美な灯りの装飾に癒されます。
親子でそり滑りやミニかまくら作り
さらに「湯西川温泉水の郷会場」では、2025年2月2日(日)から3月2日(日)までの期間、スノーパークがオープン。そり滑りやミニかまくら作りなどの雪遊びができ、子供たちも大はしゃぎ!
雪遊びで冷えた体は、源泉かけ流しの日帰り温泉「湯西川温泉水の郷」でゆっくり温めましょう♪ 入場料は大人1,200円、子供600円で、そり遊び代と温泉入浴料が含まれています。
【長野県飯綱町】ほどよい田舎で絶景&グルメ&体験を満喫♪
長野県飯綱町(いいづなまち)は、東京から約2時間の自然豊かなまち。JR「長野駅」から電車で約25分、車で30分ほどでアクセスできます。
北信五岳を望む雄大な景色や季節の花々、自然体験、グルメが楽しめ、“ほどよく田舎”な雰囲気が魅力。
風景や空気、時間の流れ方に癒やされ、穏やかな気持ちで休日を過ごしたいファミリーにおすすめです。
霊仙寺湖で「氷上ワカサギ釣り」解禁!
2025年1月30日(木)には、冬の風物詩「霊仙寺湖氷上のワカサギ釣り2025」が解禁に。前回2023年の開催時には、開場時間の朝6時に500人以上の行列ができたという大人気イベントです。
厚く張った氷に穴をあけ、糸を垂らして釣り上げるワカサギ釣りは、冬限定のスペシャルな体験! 釣りを楽しんだあとは、すぐ近くの「むれ温泉 天狗の館」の温泉に浸かって体を温めましょう♪
2025年2月22日(土)には、町内で「雪上で行うティラノサウルスレース」も予定されています。
【長野県飯山市】“ニッポンのふるさと”に「かまくらの里」が出現
飯山市は長野県のもっとも北に位置するまち。唱歌「ふるさと」や「朧月夜」(おぼろづきよ)に歌い継がれてきた日本の原風景が、今も広がります。
「雪国の小京都」と呼ばれるまち並みや、森や高原でのアクティビティ、おいしい農作物と郷土料理、天然温泉など、旅の魅力にあふれています。
豪雪地帯としても知られ、冬には期間限定の「かまくらの里」が出現。毎年1月下旬~2月末までの約1カ月間、大小約20基のかまくらが立ち並びます。
「レストランかまくら村」で「のろし鍋」を食べよう!
「かまくらの里」には予約制の「レストランかまくら村」もオープンし、かまくらの中で地元食材を使った「のろし鍋」を味わえますよ。
さらに2025年2月8日(土)~9日(日)には「第42回いいやま雪まつり」を開催。まち全体がたくさんの雪像でにぎわい、スノースライダーなどの雪遊びや親子で楽しめるイベントも盛りだくさんです。
雪国ならではの美しい風景のなかで、心に残る体験を存分に楽しみましょう!
【長野県原村】高原野菜のグルメ&クラフト体験が充実!
長野県の原村は、八ヶ岳と諏訪湖の間に広がる標高900~1,400mの高原にあります。東京からは車で約2時間。高原ならではのグルメや、クラフト体験が充実しており、美しい八ヶ岳を眺めながらの日帰りドライブ先としても人気です。
宿泊施設も多く、約60軒のペンションが並ぶ「原村ペンションビレッジ」では個性豊かなオーナーが温かくお出迎え。
真夏でも涼しいため避暑地として人気ですが、寒さが厳しい冬だからこその楽しみや感動もいっぱいです。
冬の体験・イベントが盛りだくさん!満天の星も見どころ
2025年2月9日(日)には、「八ヶ岳自然文化園」の暖かな室内で、毎年恒例の「冬のクラフトマーケット」を開催。クラフト雑貨店や飲食店が並び、マクラメ編みのアクセサリーや切り絵、マクラメ編み、自然素材の小物づくりなどを体験できます。
2月16日(日)は「ウィンターピクニック&デイキャンプ」! ガイドと一緒に、薪割り体験やたき火を囲んでのプチデイキャンプ体験、焼きマシュマロやポップコーン作りを楽しみましょう♪
さらに、「八ヶ岳自然文化園」のプラネタリウムでは、2025年3月31日(月)まで「ちびまる子ちゃん 南十字星に魅せられて」を期間限定で上映。
「星降る里」とも呼ばれる原村では、晴れた日の夜に空を見上げると満天の星に出会えます。
【静岡県南伊豆町】温泉と絶景に癒されるまちで「みなみの桜と菜の花まつり」開催中
南伊豆町は、美しい海岸線と豊かな自然に恵まれた魅力的な観光地。「弓ヶ浜」や「石廊崎」などの絶景スポットや、「下賀茂温泉」の温泉街など見どころがたくさんあります。
野生の猿とふれあえる「波勝崎モンキーベイ」や、約300種のアロエが栽培されている「南伊豆アロエセンター」といったユニークな施設も人気。
青野川沿いでは例年2月中旬から3月上旬にかけて千本桜(河津桜)が見頃に。2025年2月1日(土)~3月10日(月)には、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」を拠点に「みなみの桜と菜の花まつり」を開催中です。
桜と菜の花畑のコラボを見に、2月の南伊豆町へおでかけしてみませんか?
寒い冬でも子供たちは元気いっぱい。親子で一緒に遊び、体験して、素敵な思い出を作ってくださいね。
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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