
8月のおすすめ観光地・穴場17選
関東から日帰りで絶景&避暑地へ
8月の親子旅におすすめの観光地・穴場&体験を、関東近郊エリアから厳選してご紹介!
「知る人ぞ知る魅力的な穴場観光地」や、「人気観光地で楽しめる季節限定の体験」など、おでかけが楽しくなる情報をまとめてお届けします。
日帰りできる定番&穴場スポットのほか、夏休みに泊りがけで満喫できる場所もピックアップ。お気に入りのまちを見つけて、親子の思い出に残る特別な体験を楽しみましょう!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
【山梨県笛吹市】旬のフルーツ狩り&キラキラ宝石探し

東京から車で約2時間、JR「新宿駅」から特急を利用すれば1時間半ほどで行ける山梨県笛吹(ふえふき)市は、桃とぶどうの収穫量日本一を誇るフルーツ王国!
8月は桃狩りのラストと、旬を迎えるぶどう狩りのスタートが重なる絶好の時期。「まるいわぶどう園」などでは収穫体験、「マルサマルシェFARM店」ではパフェ作りを楽しめます。もぎたてのフレッシュな味を親子で堪能しましょう♪

もう一つのお楽しみが、宝石の産地ならではの「宝石探し」体験。「甲州天然石工房 彩石の蔵」では、砂の中からキレイな宝石を探し出すことができ、子供も大人も夢中になること間違いなしです!
県内最大級の温泉郷「石和温泉」は、肌に優しいアルカリ性の単純温泉なので子供の温泉デビューにもぴったり。多くの旅館やホテルが立ち並び、宿泊はもちろん、気軽に利用できる日帰り温泉も充実していますよ。
8月は花火大会&鵜飼を開催!夏の夜に伝統文化を体験

笛吹市の夏は、夜も楽しみがいっぱい!
千年以上の歴史を持つ伝統漁法「笛吹川石和鵜飼」もおすすめ。2025年は7月20日(日)から8月17日(日)までの水・木・土・日曜に開催されます。かがり火が川面を照らすなか、鵜匠が巧みに鵜を操る様子は幻想的で、夏の夜の特別な思い出になりますよ。
鵜飼実演後には「石和温泉鵜飼花火」が打ち上げられます。
また8月21日(木)には、夏のフィナーレを飾る「石和温泉花火大会」が開催されます。約1万発の花火が夜空を彩り、特に音楽や色彩が見事なスターマインは迫力満点です。
【山梨県忍野村】山中湖村の隣まち♪富士山の名水で遊び、ひんやり体験

富士山の雪解け水が湧き出す「名水の里」、山梨県忍野村。夏でもひんやりと澄んだ水辺で、涼しい一日を過ごせます。
国の天然記念物「忍野八海」では、神秘的なまでに美しい湧水池を散策。「さかな公園」のじゃぶじゃぶ池や小川での水遊びは、子供も大喜びです。公園内には日本有数の淡水魚専門の水族館「富士湧水の里水族館」があり、夏休みの自由研究にも役立ちますよ。
8月に旬を迎える、生でも食べられるほど甘いとうもろこしも、産地ならではの絶品グルメです。
毎年8月8日開催!「忍野八海祭り」で夏を満喫

毎年8月8日には、村をあげての一大イベント「八海祭り」が開催され、昔ながらの夏祭りの雰囲気を、親子で一日中楽しめます。
日中はキャラクターショーや川での魚釣り大会、夜は盆踊りや迫力満点の太鼓演奏で盛り上がります。
フィナーレには音楽とレーザーに合わせて打ち上げられる花火に感動! 2025年は村制施行150周年もかねて昨年より約3,000発増え、「八」にちなみ8,888発の花火が打ち上げられます。
【茨城県笠間市/栃木県益子町】日本遺産「かさましこ」で陶芸体験&門前町歩き

関東平野の北部に位置する茨城県笠間(かさま)市と栃木県益子町(ましこまち)。ともに“焼き物のまち”として知られ、「かさましこ」として日本遺産に認定されています。
益子町では、「益子陶芸美術館」を訪れて益子焼の歴史や基礎を学んだり、益子焼のお店が約30店舗並ぶ城内坂通りでお買い物を楽しんだり。カフェが併設された「益子焼窯元よこやま」で、陶芸体験もできます。

笠間市では「茨城県陶芸美術館」へ。日本の陶芸界で最高峰といえる作品群に出会えますよ。鑑賞後は「笠間稲荷神社」を参拝し、門前通りで地元グルメを味わうのもお忘れなく!
8月は益子町上山地区の向日葵畑も見どころ!

益子町では「花のまちづくり」を推進しており、春には菜の花や桜、夏には向日葵(ひまわり)、秋にはコスモスが観光客を出迎えてくれます。
特に上山地区では、夏になると約5ヘクタールの休耕田が向日葵畑になり、ハイブリットサンフラワーほか5種類が咲き渡る名所になります。
2025年は8月9日(土)から15日(金)まで「ひまわり畑の一般開放」が行われ、8月9日(土)〜11日(月・祝)の期間には売店やフォトスポットの設置、「ひまわりの摘み取り体験」も実施されます(※ハサミの貸出あり、最終受付15:30)。
【茨城県ひたちなか市】夏の花畑&水遊び!「国営ひたち海浜公園」を遊び尽くす

茨城県ひたちなか市を代表する観光スポットといえば、夏の思い出作りにもぴったりの「国営ひたち海浜公園」。
夏休み期間中は、緑のコキアが一面に広がる「みはらしの丘」や、色鮮やかな向日葵(ひまわり)畑など、夏ならではの絶景が楽しめます。
暑い日には「水遊び広場」でクールダウンでき、今年初登場の「カブトムシハウス」は昆虫好きの子供に大人気! 花も水遊びも昆虫も、一日中遊び尽くせる最高のスポットです。

期間中は、夏休みの宿題にも役立つ体験イベントも多数開催されます。
古墳やはにわについて学びながらオリジナルのはにわを作る「はにわをつくろう!」や、古民家で農作物の収穫やかまどでの炊飯を体験する「古民家で昔暮らし体験」など、親子で一緒に楽しく学びましょう♪
【群馬県上野村】絶景の吊橋や鍾乳洞、森林のアウトドアパークで大冒険!

都心から車で約2時間、群馬県の上野村は大自然の中で冒険いっぱいの親子旅を満喫できる場所です。
高さ90mの「上野スカイブリッジ」では絶景を眺めながら空中散歩。「フォレストアドベンチャー・上野」ではハーネスを付けて、森の木々を渡る本格アスレチックに挑戦!
関東最大級の鍾乳洞「不二洞」ではひんやりとした地底世界の神秘を探検できます。

猪豚(いのぶた)のほか、天然醸造で作られる「十石みそ」や、肉厚のしいたけといった特産品も魅力のひとつ。ぜひ「道の駅うえの」に立ち寄って、お土産選びや食事も楽しんでくださいね♪
【栃木県日光市】奥日光の絶景スポットをめぐる避暑旅

東京都心より10度も涼しいといわれる、夏の栃木県日光市。特に標高1,200mを超える奥日光エリアは、まさに天然のクーラーです。また、約2万年前という長い年月をかけて育まれた奥日光の自然は変化に富み、どこを切り取っても美しい“映えスポット”。
「中禅寺湖」と「湯ノ湖」の静かな湖畔や、手つかずの自然が残る「戦場ヶ原」の湿原、澄み切った湯川の渓流を散策すれば、親子で心からリフレッシュできますよ。
また、「小田代原」には“貴婦人”と呼ばれる1本の白樺が佇み、まるで絵画のような風景が広がります。
日本三大名瀑の「華厳滝」で天然ミストシャワー体験!

奥日光では滝めぐりも人気。なかでも“日本三名瀑”のひとつ「華厳滝」(けごんのたき/華厳の滝、華厳ノ滝とも表記)では、高さ97mの断崖から落ちる大迫力の滝を間近に感じられ、天然のミストシャワーがとっても気持ちいい!
また、「湯ノ湖」から流れ落ちる「湯滝」の水しぶきは、まるで化粧水のようだと評判です。大自然のマイナスイオンをたっぷり浴びて、ひんやり癒されましょう。
【埼玉県さいたま市】浦和・大宮・与野エリアの祭りで夏の思い出作り

埼玉県の県庁所在地・さいたま市の浦和、大宮、与野エリアでは、2025年の夏も地域色豊かな夏祭りが続々と開催されます。
伝統的な神輿渡御から、躍動感あふれるよさこい、華やかなサンバカーニバル、カラフルな装飾が楽しめる七夕祭りまで、子供たちが日本の文化を肌で感じられる絶好の機会です。
ぜひたくさんのお祭りに親子でおでかけして、この夏の思い出を作りましょう!
【埼玉県長瀞町】長瀞のライン下り&ラフティング!

国の名勝・岩畳(いわだたみ)で知られる長瀞渓谷は、リバーアクティビティの聖地。
なかでも、船頭さんが案内してくれる和船での「ライン下り」では、長い年月をかけて水が作り出した迫力ある岩肌の景色を、船の上からのんびり見学。小さな子供から大人まで楽しめる体験です。
小学生以上なら、みんなで力を合わせて急流に挑む「ラフティング」もスリル満点で人気! 水しぶきを浴びながら、達成感も味わえます。
名物の「天然かき氷」でクールダウン♪

「かき氷めぐり」も、長瀞観光の楽しみのひとつ。
町内には伝統製法で作る天然氷の蔵元「阿左美冷蔵」があり、その貴重な天然氷を使ったお店や、こだわりの自家製シロップが自慢のかき氷店が点在しています。
ふわふわの天然かき氷は、川遊びを楽しんだあとのひと休みにもうってつけです。
「長瀞船玉まつり」灯籠流しと万灯船、花火を楽しむ

また、毎年8月15日に開催される「長瀞船玉まつり」にあわせて訪れるのもおすすめです。名勝・長瀞渓谷を舞台に、幻想的な灯籠流しと荒川に浮かぶ万灯船、例年3,000発以上の打ち上げ花火が見どころです。
川下りの船頭による水上安全の祈願と御霊供養の儀式を観光と結びつけたことが起源とされ、さまざまな願いを込めた灯籠が川を下る景色が心に響きます。
長瀞町の伝統と風物詩を家族で体験してみてはいかがでしょうか。
【千葉県勝浦市】“猛暑日知らず”の涼しいまちでグルメと海遊び

東京駅から特急わかしおで約90分の千葉県勝浦市は、観測史上一度も猛暑日(35度以上)を記録したことがない、“猛暑日知らず“のまち。市内には日本の渚百選”や“快水浴場百選”などに選ばれた守谷海岸(守谷海水浴場)をはじめ、驚くほどきれいな海が広がります。
夏限定で海上に出現するアスレチック「勝浦ウォーターアイランド」は子供に大人気! 豊かな里山と里海に囲まれた自然のなかで、思いっきり海遊びとグルメを満喫でき、首都圏からの夏のおでかけにぴったりの観光地です。

日本三大朝市に数えられる「勝浦朝市」にも、ぜひ足を運びたいもの。430年以上の歴史を持つ朝市で、水曜以外は毎日開催されています。朝採れの魚介や野菜が並び、地元の人々との温かい会話も楽しみのひとつ。
会場は、毎月1日から15日までは「下本町朝市通り」、16日から月末までは「仲本町朝市通り」です。
なお、2025年8月13日(水)の花火大会当日は、水曜ですが特別に営業! 朝市で新鮮な朝ごはんを味わい、日中は海で遊び、夜は花火を鑑賞する、最高の一日を過ごしましょう♪
【千葉県銚子市】銚子電鉄の親子旅とイルカウオッチング

「銚子電鉄」は、千葉県銚子(ちょうし)市の「銚子駅」から「外川駅」までの約6.4kmをつなぐローカル線。約100年の歴史があり、レトロかわいい列車や駅舎は映画やアーティストのMVロケ地にもなっています。
特におすすめなのが、「金太郎ホーム号 大正ロマン電車」(以下、大正ロマン電車)。2001形電車(デハ2001+クハ2501)の車体を改装した車両に乗って、「古き良き日本」の雰囲気を味わえます。

沿線には工場見学ができる「ヤマサ醬油 工場見学センター」をはじめ、高さ約5.4mの“銚子大仏”や、犬吠埼にある真っ白な灯台、焼き立てのぬれ煎餅が食べられる「柏屋米菓手焼本舖」など、見どころが目白押し。

夏休みには、「銚子海洋研究所」が主催するイルカウォッチングクルーズも人気。冷暖房完備、トイレ付きのクルーズ船「フリッパー号」で海へ漕ぎ出し、かわいいイルカたちに会いに行くツアーです。
8月は、1時間~1時間半程度の気軽な「沿岸イルカウォッチング」クルーズが1日3便運航されています。沿岸を元気に泳ぐスナメリイルカに会えたら、親子できっと感動するはず!
【神奈川県茅ヶ崎市】「道の駅湘南ちがさき」がOPEN!海とグルメを満喫する夏休み

サザンオールスターズの聖地としても知られる茅ヶ崎市は、湘南エリアを代表する人気観光地。2025年の7月7日には「道の駅湘南ちがさき」がオープンし、話題を集めています。
夏の海水浴客でにぎわう「サザンビーチちがさき」は、「サザンC」のモニュメントも有名な絶好のフォトスポット。「C」の真ん中には海の向こうに浮かぶ「えぼし岩」が見え、東に江の島、西に富士山を望む絶好のロケーションです。

行列のできる人気アイス店「Plenty’s(プレンティーズ)茅ヶ崎本店」や、キッズスペースのあるパン屋さん「Pain de Nanosh(パン・ド・ナノッシュ)」も親子でぜひ立ち寄りたいスポットです。
波が穏やかな西浜海岸を散策したり、海辺のまちならではのグルメを巡ったり、これぞ“湘南の夏休み”という一日を過ごせますよ。
【神奈川県藤沢市】夏の江の島で観光&海水浴を満喫

江の島は神奈川県藤沢市にあり、夏はたくさんの観光客でにぎわう海のまちです。
「片瀬東浜海水浴場」や「片瀬西浜海水浴場」など、ファミリーに人気の海水浴場が点在。さらに「新江ノ島水族館」や「江島神社」といった、親子旅におすすめの観光スポットが充実しています。
訪れるたびに新しい発見があり、夏休みの家族旅行や日帰り観光にもぴったりです。
幻想的な「江の島灯籠2025」で夜も楽しめる

また、2025年7月19日(土)から8月31日(日)まで、ライトアップイベント「江の島灯籠2025」を開催中!
期間中は、島内の複数スポットに大小1,000基におよぶ灯籠が設置されます。さらに毎日18時から20時30分まで、「江島神社」や「江の島サムエル・コッキング苑」が光の演出に彩られ、散策しながら幻想的な雰囲気を楽しめますよ。
【東京都】自由研究に役立つ屋内施設をメインに観光
暑い日の強い味方になるのが屋内スポット。親子で一緒にワクワクできて夏休みの自由研究にも役立つ、そんな屋内施設があるまちを紹介します!
【江東区】科学館や博物館、市場見学で知的好奇心が満たされるまち

東京都江東区の臨海部エリアには最先端の科学や、水・ガス・水素などについて学べる体験型の学習施設が豊富にあり、科学に関するおでかけにぴったり!
「日本科学未来館」には最先端のロボットが展示され、IPS細胞の研究についても知ることができます。

「水素情報館 東京スイソミル」では、私たちの暮らしのなかで、水素エネルギーがどのように使われ、未来をどう変えていくのかを、模型や映像、ゲームを通して分かりやすく解説。
「がすてなーに ガスの科学館」、「東京都水の科学館」は、ガスや水といった身近なテーマについて楽しく学べる入館無料のスポットです。
早起きして「豊洲市場」の競りを見学するのもいいですね。市場ならではの飲食店で、新鮮な海鮮丼や寿司を食べればお腹も大満足!
【千代田区】日本の中心で国会議事堂を見学

江戸時代から日本の中心地として発展した千代田区は、現在も政治・経済の中枢を担うまち。政治の中枢である「国会議事堂」は、9人までのグループなら予約不要かつ無料で見学が可能です。
「白亜の殿堂」と称される美しい建物の中に入ると、ステンドグラスの窓や天井、大理石を使ったモザイクで装飾された床、各院の本会議場などが見どころがたくさんあります。参議院の参観ロビーには議員席のレプリカが置かれていて、実際に座ってもOK!
衆議院は土日祝日も見学できますが、参議院の見学は平日のみ実施しています。
【東京都奥多摩町】都心から100分のまちで涼しく川遊び&鍾乳洞探検!

東京都西部に位置する奥多摩町。都心から電車でわずか100分ほどの立地にありながら、豊かな自然が魅力の避暑地です。
夏のお楽しみは、なんといっても川遊び! 「氷川渓谷」など、駅近で気軽に水遊びできるスポットがたくさんあります。

また、夏でもひんやり涼しい「日原鍾乳洞」での地底探検も、子供の冒険心をくすぐる特別な体験になるはず。
ハイキングやバーベキュー、釣りやつかみ取り、温泉などアクティビティの種類も多彩で、週末の気軽な日帰り旅行はもちろん、長期滞在にもおすすめのまちです。
【東京都】東京でかき氷の名店・新店めぐり

8月の東京観光で、ぜひプランに組み込みたいのが「かき氷」の店。天然氷や旬のフルーツなどの素材にこだわったお店が多く、夏限定店新規オープンの店、行列ができる人気店など、個性豊かなスポットぞろい!
気になるお店を見つけて、ますます進化を続ける東京のかき氷を親子で味わってみてください♪
【関東各地】ニッポンの夏を親子で体感!夏祭りへおでかけ

日本では古くから、それぞれの地域での文化・環境にあわせた夏祭りが行われてきました。お神輿や盆踊りなど、地域の風習や伝統にもふれられるお祭りや、市民参加型のイベントが多く開催される市民まつりなど、現在ではさまざまなお祭りが開催されています。
夏休みは、そんな日本伝統の祭りを体験する絶好の機会。夏祭りにあわせて旅に訪れることで、歴史や文化を感じられる貴重な体験ができますよ。
2025年の8月も親子で旅をして、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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