
9月のおすすめ観光地・穴場15選
関東で日帰り!絶景&避暑地も
9月の親子旅におすすめの観光地・穴場&体験を、関東近郊エリアから厳選してご紹介!
「知る人ぞ知る魅力的な穴場観光地」や、「人気観光地で楽しめる季節限定の体験」など、おでかけが楽しくなる情報をまとめてお届けします。
日帰りできる定番&穴場スポットのほか、夏休みに泊りがけで満喫できる場所もピックアップ。お気に入りのまちを見つけて、親子の思い出に残る特別な体験を楽しみましょう!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
【東京都渋谷区】進化し続けるまち青山・渋谷の歴史と伝統を体感する

東京の中心的なまちとして、話題に事欠かない渋谷区。
2024年には渋谷駅前スクランブル交差点の「SHIBUYA TSUTAYA」がリニューアルし、区内最大規模の商業施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」の商業エリアが本格開業。2025年も引き続き、大規模な再開発が進行中です。
若者文化の発信地というイメージが強いまちですが、かつては渋谷川が流れ田畑が広がる郊外のまちで、江戸時代には大山街道の宿場町としてにぎわいました。
区内には、「江戸名所図会」にも記載された「猿楽塚(去我苦塚)古墳」や、1092年(寛治6年)からの歴史を持つ「金王八幡宮」、花街として栄えた円山町などが残り、まちの歴史を今に伝えています。
「SHIBUYA109」に神輿が集合!「金王八幡宮 例大祭」

毎年9月には、900年以上の歴史を持つ「金王八幡宮 例大祭」が開催されます。2025年の開催日は9月13日(土)・14日(日)。とくに見どころなのが、「SHIBUYA109」前に14基のお神輿が集合して渋谷周辺を練り歩く「神輿パレード」です。
神社境内には、ヨーヨー釣りなどの「子供縁日」や、国内外のグルメがそろった「未来縁日」が並ぶほか、伝統芸能のステージやポニーの引き馬体験も実施。
最新のカルチャーと伝統文化が融合する一日を、親子で満喫しましょう!
【東京都杉並区】歴史と自然、アートが息づく中央線カルチャーのまち

JR中央線沿線を中心に、個性豊かなカルチャーが根付く杉並区。高円寺や阿佐ヶ谷の活気ある商店街を歩けば、昔ながらの雰囲気と新しい感性が交差する独特の魅力に出会えます。
また、“東京のへそ”と呼ばれる「大宮八幡宮」や、緑豊かな公園も多く、都心ながら自然と歴史を身近に感じられるエリアです。親子で楽しめる科学館やアニメの博物館など、知的好奇心を刺激するスポットも充実しています。
“東京のへそ”が熱気に包まれる「大宮八幡祭り」(秋の大祭)

京王井の頭線「西永福駅」から徒歩で約7分の「大宮八幡宮」では、毎年9月中旬に秋の大祭が執り行われます。
祭りのクライマックスは、2025年9月15日(月・祝)18時から行われる「神輿合同宮入り」。8基の神輿が社殿前に集結し、力強い掛け声とともに練り歩く様子は迫力満点です。
境内には、9月13日(土)から15日(月・祝)にかけて約100店もの露店が立ち並び、お祭り気分を盛り上げます。幼稚園児による民謡踊りなど、地域色豊かな催しも多く、家族で楽しめる伝統行事です。
【東京都昭島市・立川市】「国営昭和記念公園」コスモスが咲く丘を散策

立川市と昭島市にまたがる国営公園「昭和記念公園」は、昭和天皇在位50年を記念して造られた広大な公園。東京ドーム約39個分の園内には多彩なスポットや施設、遊具がそろい、一日たっぷり遊べます。
四季折々の花畑も人気が高く、秋にはコスモスが見頃に。さらに2025年は、「ハーブの丘」にコキアが初登場します。
9月6日から「コスモスまつり2025」を開催!

2025年9月6日~10月26日の期間には、「コスモスまつり2025」を開催。
4つの花畑では、キバナコスモスやコスモス「センセーション」など、色とりどりの花々が咲き誇ります。また、コキアは9月下旬になると、緑から赤へと紅葉していく姿が見どころです。
園内にはフォトスポットも用意されているので、家族の思い出に残る写真をたくさん撮影しましょう♪
【東京都あきる野市・檜原村】秋川渓谷でアウトドアレジャーを満喫

東京都あきる野市と檜原村にまたがる「秋川渓谷」は、都心から約1時間でアクセスできる自然豊かなスポット。春は桜、夏はホタルや川遊び、秋は紅葉と四季折々の自然にふれることができます。
バーベキューやハイキング、川遊びなどのアウトドアレジャーも充実。周辺には日帰り温泉「瀬音の湯」や宿泊施設、キャンプ場もあり、ドライブや1泊旅行にぴったりです
涼しい渓流で釣りデビュー

秋川渓谷ではアユやヤマメ、マス釣りなどが盛んで、たくさんの釣り場が点在しています。
檜原村にある「トラウトファーム秋川」では、溪谷の自然を生かした場内の釣堀でヤマメやニジマス釣り、魚のつかみ取りができ、子供たちが大興奮!
また「秋川国際マス釣り場」には子供でも安心して利用できる設備と釣り道具が整っているので、釣りデビューにも最適です。
バーベキュー機材を借りて、釣った魚をその場で焼いて食べてもOK。食育にもつながる貴重な体験ですね♪
東京随一の名瀑「払沢の滝」も必見

東京都で唯一“日本の滝百選”に選ばれている名瀑「払沢(ほっさわ)の滝」まで足をのばすのもおすすめ。涼やかな水しぶきと、木漏れ日がきらめく美しい光景は、まさに東京の“オアシス”です。
駐車場やバス停から滝までは、ウッドチップが敷かれた約15分の遊歩道が整備されており、親子で安心してお散歩が楽しめます。
【東京都】東京でかき氷の名店・新店めぐり♪

まだまだ暑い9月。親子で東京観光を楽しむなら、ぜひプランに組み込みたいのが「かき氷」の店。天然氷や旬のフルーツなどの素材にこだわったお店が多く、2025年オープンや行列ができる人気店など、一度は足を運びたいスポットぞろい!
夏限定のお店も、多くは9月末まで営業しています。気になるお店を見つけて、ますます進化を続ける東京のかき氷を親子で味わってみてください♪
【埼玉県日高市】500万本の曼珠沙華が咲く幻想的な風景を見に行く

都心から車で60~80分の埼玉県日高市。
日高市のシンボル・日和田山(ひわださん)のハイキングや、高麗川の上流に広がる渓谷、年間約40万人が参拝する「高麗神社」、天然温泉を併設した豚肉のテーマパーク「サイボク」、特産品の栗など、自然と歴史、グルメがそろった観光地です。
特に曼珠沙華(まんじゅしゃげ/別名・彼岸花)の群生地「ひだか巾着田(きんちゃくだ)」が有名で、例年9月下旬から10月初旬の開花シーズンには多くの人でにぎわいます。
栗のつかみ取りも!「巾着田曼珠沙華まつり」

例年、曼珠沙華が咲く頃には「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されています。2025年の開催期間は9月19日(金)から10月5日(日)まで。
会場の「ひだか巾着田」では地元のグルメや特産品が販売され、曼珠沙華を楽しみにたくさんの人が訪れます。また9月28日(日)には「ひだか栗フェスティバル」も同時に催され、「栗のつかみ取り」や「くりくりスマートボール」といった親子で楽しめる内容が盛りだくさん!
なお今年は猛暑の影響で開花の遅れが予想されています。公式サイトで開花状況を確認してからおでかけすると安心です。
【埼玉県三芳町】みよしそば&みよし野菜グルメを満喫♪

自然豊かな埼玉県三芳町は、池袋から約30分でアクセスできる農業が盛んなまちです。
日本農業遺産認定の「武蔵野の落ち葉堆肥農法」で育てた、年間40種以上の「みよし野菜」が特産品。「農園レストラン 伊左衛門」などの飲食店で味わえるほか、関越自動車道のサービスエリア「パサール三芳」や農家の軒先販売で購入することもできます。
夏の終わりを告げる「みよしまつり」

2025年9月6日(土)に開催される「みよしまつり」にあわせて訪れるのもおすすめ。30年以上の歴史を持つお祭りで、地域の絆を感じられる特別なイベントです。
踊りや太鼓、ダンスなどの多彩なステージイベントや約40店舗の模擬店、そして約2,000発の迫力ある打ち上げ花火が楽しめます。
親子向けの楽しみが充実!「世界一のいも掘りまつり」

また三芳町ならではの催しといえば、9月に行われる「世界一のいも掘りまつり」です。世界農業遺産に認定された「武蔵野の落ち葉堆肥農法」で育てたさつまいもを、自分の手で掘り起こせる体験型イベントで、2025年は9月27日(土)に開催されます。
長さ約440mの畝でのいも掘りや、スタンプラリー、ひまわり迷路、トラクター撮影スポット、リース作り体験、キッチンカーなど、家族みんなで楽しめるコンテンツが盛りだくさん! 掘ったさつまいもに当たりが出たら、食のブースで使える金券と交換できる「さつまくじ」にも挑戦できます。
申込受付期間は9月19日(金)まで。ぜひ、秋の味覚を満喫しにおでかけしてみてくださいね。
【神奈川県葉山町】一色・森戸海岸、長者ヶ崎で夕日を眺める

都心から約90分の神奈川県葉山町は、御用邸があることでも有名な海辺のまち。
町内には、入館無料の「葉山しおさい博物館」をはじめ、「神奈川県立近代美術館 葉山館」、「葉山マリーナ」といった観光スポットがあり、海が見えるレストランも点在。家族のドライブにも人気の観光地です。

葉山旅のクライマックスは、なんといっても美しい夕景! 天気が良ければ富士山も見える「森戸海岸」や、かながわ景勝50選にも選ばれている「長者ヶ崎」から眺める夕日は格別です。
夏に設置される海水浴場が8月末で終了し、人出が少し落ち着いてくる9月。波の音に耳を傾けながら、ゆっくりと流れる海辺の時間を過ごしてみませんか?
※2025年9月7日(日)、8日(月)は、「森戸神社 例大祭」斎行に伴う交通規制が実施されるためご注意ください
【千葉県館山市】歴史ある名所めぐりと海のレジャーが同時に叶うまち

千葉県館山市は、美しい海と南国風景が魅力の地域。家族旅行にもおすすめの観光スポットが充実しています。
古くから知られる名刹・「岩窟観音」や、里見氏ゆかりの館山城跡を整備した「城山公園」は必見。館山海中観覧船「たてやま号」では、海底の熱帯魚を間近で観察できます。また、国定公園に指定された無人島・沖ノ島ではシュノーケリングや釣りが人気です。
「館山城」のスカイランタンイベントに注目!

2025年9月28日(日)には、「城山公園」で「里見のまちづくり スカイランタン in 館山城」が開催されます。
「南総里見八犬伝」の舞台となった里見氏ゆかりの地で、ライトアップされた館山城の天守閣に向かってランタンを打ち上げる幻想的なイベントです。
ランタンは1基4,500円で、申込みは9月27日(土)12時まで。プロカメラマンによる写真撮影付きなのもうれしいポイントです。親子で一緒に、ロマンあふれるひとときを過ごしましょう♪
【千葉県富津市】マザー牧場で桃色吐息とコキアを観賞

動物とのふれあいが楽しめる「マザー牧場」は、季節ごとのフラワースポットとしても人気。春の菜の花が特に有名ですが、じつは9月の花畑もおすすめです。

例年7月上旬から9月後半に見頃を迎えるのが、ペチュニアを品種改良した「桃色吐息」。
房総の山並みを見下ろす緩やかな斜面「花の谷」に、約20,000株もの鮮やかなピンクの花が咲き広がる景色は、ほかでは見られない絶景です。晴れた日は山の緑、空の青とのコントラストが見事ですよ。
また、ふんわり丸く茂ったコキアは、9月中旬から少しずつ秋色へと変化していきます。
【群馬県桐生市】「宝徳寺」の風鈴トンネルで家族の幸せ祈願

群馬県桐生市の「宝徳寺」では、目と耳で「涼」を感じられる「風鈴まつり」を2025年9月23日まで開催しています。
期間中は境内に約3,000個の風鈴が飾られ、短冊に願いを書いて奉納すれば願いが叶うと言われています。ほかにも、色鮮やかな「アンブレラスカイ」や夜間ライトアップ、本堂の床に風景が写りこむ幻想的な「床もみじ」など、子供から大人まで楽しめる見どころが盛りだくさん。
なお砂利道や階段もあるので、赤ちゃん連れの場合は抱っこひもがおすすめです。親子で浴衣を着ておでかけするのもいいですね。
江戸時代から続く織物のまちを散策

参拝のあとは、江戸時代から続く織物のまちの風情が残る「桐生新町重要伝統的建造物群保存地区」をのんびり散策。「宝徳寺」からは15~20分のドライブでアクセスできます。
趣ある建物を眺めながら、親子で写真を撮ったり、昔の暮らしを想像したりするのも楽しい時間。織物に関する展示と桐生織製品の販売を行う「桐生織物記念館」や、ひと休みにぴったりの「ベーカリーカフェレンガ」にも、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
【群馬県上野村】絶景の吊橋や鍾乳洞、森林のアウトドアパークで大冒険!

都心から車で約2時間でアクセスできる群馬県上野村は、大自然の中で冒険いっぱいの親子旅を満喫できる場所です。
高さ90mの「上野スカイブリッジ」では絶景を眺めながら空中散歩。「フォレストアドベンチャー・上野」ではハーネスを付けて、森の木々を渡る本格アスレチックに挑戦!
関東最大級の鍾乳洞「不二洞」ではひんやりとした地底世界の神秘を探検できます。
「猪豚」や「十石みそ」を使った特産品グルメに舌鼓

お土産選びや食事は「道の駅うえの」が便利。店内には猪豚(いのぶた)のほか、天然醸造で作られる「十石みそ」や、肉厚のしいたけといった特産品が並び、地元グルメを使ったBBQやソフトクリームも満喫できます。
【群馬県沼田市】「吹割の滝」の天然ミスト&フルーツ狩りを満喫する旅

東京から車で約2時間、夏の避暑にぴったりの群馬県沼田市。関東有数のブナの森が広がる玉原高原でのハイキングをはじめ、豊かな自然の中で楽しむアウトドレジャーが満載です!
残暑が厳しい9月は、“東洋のナイアガラ”と呼ばれる「吹割の滝」で天然ミストを全身に浴びれば気分爽快♪ 高さ約7m・幅30mにわたって、轟音とともに水が流れ落ちる様も圧巻です。
また、親子で一緒に片品川の「ラフティング」に挑戦するのも最高の体験になりますよ。
9月~10月はぶどう狩りが最盛期

市内にはたくさんの農園があり、9月になるとぶどう狩りが楽しめます。シャインマスカットや藤稔、巨峰など、品種も多彩です(農園や時期により異なる)。
自分で摘んだ、もぎたてのぶどうは格別のおいしさ! ぜひ親子で体験してみてくださいね。
【群馬県みなかみ町】アウトドアレジャーを満喫&温泉でのんびり♪

群馬県の最北端に位置する、みなかみ町。谷川岳の麓、利根川の源流域にあたり、ラフティングやバンジージャンプなどのスリル満点なアクティビティが豊富な、日本有数のアウトドアの聖地です。
また、水上(みなかみ)温泉や猿ヶ京温泉といった名湯にも恵まれており、思いっきり体を動かしたあとに温泉でゆったり疲れを癒やすという贅沢な過ごし方ができます。都心から新幹線で1時間あまりと、アクセスしやすいのも魅力ですね。
6年ぶりに神輿が復活!「水上温泉おいで祭り」へ

2025年9月6日(土)、7日(日)に開催される「水上温泉おいで祭り」も必見! 今年はみなかみ町の20周年を記念し、6年ぶりにお神輿のパレードが復活します。
1日目は伝統の「おいで踊りパレード」、2日目はお神輿が温泉街を練り歩き、まちじゅうが熱気に包まれます。
風情ある温泉街のお祭りは、都会のイベントとはひと味違う特別な雰囲気。親子で一緒に、地域の伝統と活気を肌で感じてみてください。
【栃木県宇都宮市】ランチは宇都宮餃子♪レジャーと学びを叶えるまち

宇都宮餃子やレモン牛乳などのグルメで知られる栃木県宇都宮市。2023年には「芳賀・宇都宮LRT」(愛称・ライトライン)が開業し、ますます盛り上がりを見せています。
市内にはファミリー向けの観光スポットも充実。家族で一日中遊べる「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」、子供が喜ぶ「とちのきファミリーランド」や「宇都宮科学館」「宇都宮動物園」など、行きたいスポットが目白押し。
大谷石の地下採掘場跡である「大谷資料館」、日本最古の石仏がある「大谷寺」、宇都宮城を復元した「宇都宮城址公園」など歴史スポットも必見です。ランチは餃子の名店が集まる「来らっせ本店」が人気ですよ♪
2025年の9月も親子で旅をして、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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