
7月のおすすめ観光地・穴場17選
関東から日帰り!七夕や風鈴祭りも
7月の親子旅におすすめの観光地・穴場&体験を、関東近郊エリアから厳選してご紹介!
「知る人ぞ知る魅力的な穴場観光地」や、「人気観光地で楽しめる季節限定の体験」など、おでかけが楽しくなる情報をまとめてお届けします。
日帰りで満喫できるスポットのほか、夏休みに泊りがけで満喫できる場所もピックアップ。お気に入りのまちを見つけて、親子の思い出に残る特別な体験を楽しみましょう!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
【関東近郊】風鈴祭り&風鈴市で涼を感じる

涼やかな音色が夏の暑さを和らげてくれる「風鈴祭り」。関東近郊にあるいくつかの寺社では、夏になるとたくさんの風鈴が飾られ、目と耳で「涼」を感じられる催しとして人気です。
風鈴につけられている「短冊」は、風を受けて鈴を鳴らすための役割に加え、願い事を書いて風に乗せて届けるという意味も込められています。
埼玉県川越市の「川越氷川神社」では、縁結びをテーマにした2,000個以上の江戸風鈴が回廊を彩ります。また、東京都足立区の「西新井大師」や神奈川県川崎市の「川崎大師」の風鈴市では、全国各地のユニークな風鈴に出会えますよ。
親子で浴衣を着て、おでかけしてみませんか?
【関東近郊】高原の避暑地にある“天空の花畑”でニッコウキスゲを観賞

夏の暑さから逃れて、“天空の花畑”へおでかけしませんか?関東近郊にあるニッコウキスゲの群生地では、初夏から夏にかけて色鮮やかな花が次々と咲き誇ります。
ラッパのような形をした可憐な花が見頃を迎えた様子は、まるで黄色い絨毯のよう!

栃木県の「霧降高原 キスゲ平園地」では、1,445段の階段をのぼりながら、広大な斜面を埋め尽くす群落を楽しめます。また日本最大級の山岳湿原である「尾瀬」では、木道を歩きながら、手つかずの大自然に広がる壮大な花畑を眺めることができますよ。
ロープウェイで楽々アクセスできるところから、体力と脚力が必要な群落地まで多彩な場所があるので、下記の記事を参考に一番ぴったりのスポットを探してみてくださいね。高原の爽やかな空気の中、家族みんなで感動の景色を満喫しましょう。
※開花状況は公式サイトや施設、地域の自然保護センターなどでご確認ください
【山梨富士河口湖町】大石公園・八木崎公園でラベンダーの香りに包まれる

河口湖のそばにある「八木崎公園」と「大石公園」。河口湖を挟んで北にあるのが「大石公園」、南にあるのが「八木崎公園」です。
どちらの公園も、例年6月下旬から7月中旬にかけて、紫色のラベンダーが匂うように咲き誇る名所。
富士山と河口湖を背景に、風に揺れる紫のラベンダーを撮影するなら、「大石公園」がおすすめです。
「河口湖ハーブフェスティバル」開催中に花火大会も!

ラベンダーを観賞できるのは、「河口湖ハーブフェスティバル」と題した、2025年6月21日(土)から7月21(月・祝)にかけて。
さらに、7月5日(土)の20~20時30分には近隣の「大池公園」で「富士山・河口湖山開きまつり花火大会」、7月12日(土)の15時30分~20時には「富士河口湖やぎさき円縁まつり」も開催され、富士河口湖町で一日満喫できますよ
【群馬県上野村】絶景の吊橋や鍾乳洞、森林のアウトドアパークで大冒険!

都心から車で約2時間、群馬県の上野村は大自然の中で冒険いっぱいの親子旅を満喫できる場所です。
「フォレストアドベンチャー・上野」ではハーネスを付けて、森の木々を渡る本格アスレチックに挑戦! 高さ90mの「上野スカイブリッジ」では絶景を眺めながら空中散歩、関東最大級の鍾乳洞「不二洞」ではひんやりとした地底世界の神秘を探検できます。

猪豚(いのぶた)のほか、肉厚のしいたけや、天然醸造で作られる「十石みそ」などの特産品も魅力のひとつ。ぜひ「道の駅うえの」に立ち寄って、お土産選びや食事も楽しんでくださいね♪
【群馬県渋川市】棚下不動の滝でマイナスイオンをたっぷり浴びる

群馬県渋川市にある「棚下不動の滝」は、“日本の滝100選”にも選ばれている滝です。
滝裏の崖が崩落して洞窟になっているため、裏側から見ることができる「裏見の滝」として知られています。赤城山の溶岩が作った37mの断崖を一気に下る勇壮な光景は圧巻!
都内から車で約2時間の距離にあり、駐車場から歩いて約10分でアクセスできるのも魅力です。
市内には伊香保温泉や遊園地、牧場も!

市内には、風情ある石段街も有名な伊香保温泉のほか、「伊香保グリーン牧場」、「渋川スカイランドパーク」など、魅力的な観光スポットがいっぱい。
日帰りはもちろん、泊りがけで温泉と観光を堪能するのもおすすめのまちです。
【群馬県沼田市】夏のアウトドレジャー&フルーツ狩りを満喫する旅

東京から車で約2時間、夏の避暑にぴったりの群馬県沼田市。関東有数のブナの森が広がる玉原高原でのハイキングをはじめ、豊かな自然の中で楽しむアウトドレジャーが満載です!
“東洋のナイアガラ”と呼ばれる「吹割の滝」で天然のミストを浴びて涼んだり、標高1,300mの「たんばらラベンダーパーク」に咲くラベンダーやニッコウキスゲを眺めたり。
親子で一緒に、片品川の「ラフティング」に挑戦するのも、夏ならではの最高の体験になりますよ。
7月はブルーベリー狩りが最盛期!

市内にはたくさんの農園があり、7月になるとブルーベリー狩りが楽しめます。
自分で摘んだ、もぎたてのブルーベリーは格別のおいしさ! お手頃価格で食べ放題の農園も多いので、お腹いっぱい夏の味覚を堪堪能してくださいね。
【埼玉県春日部市周辺】「首都圏外郭放水路」見学が人気の穴場観光地

人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の舞台としておなじみの埼玉県春日部市の周辺は、都心からアクセスしやすく、日帰り旅行にもぴったりなまち。動物園やショッピングモールなど、一日中楽しめる観光スポットが充実しています。
ドライブ中に「道の駅 庄和」に立ち寄って、地元産の新鮮野菜や、春日部市認定の「かすかべフードセレクション」商品をショッピングするのもおすすめです。
まちを水害から守る巨大な地下施設「首都圏外郭放水路」の見学も人気。地下にパルテノン神殿のような巨大な調圧水槽が広がり、その神秘的な空間は映画やドラマのロケ地としても有名です。見学ツアーに参加すれば、治水の仕組みを学べて、子供の自由研究にも役立ちますよ。
「春日部夏まつり」にも注目!

7月に春日部市を訪れるなら、「春日部夏まつり」が開催される2025年7月12日(土)と13日(日)にあわせてでかけるのもおすすめ。
一番の見どころは、御輿(みこし)や山車(だし)が豪快に練り歩くパレード! 威勢の良い掛け声と、和太鼓の競演が祭りを盛り上げます。たくさんの露店が並び、夏の思い出作りにぴったりのイベントです。
【埼玉県長瀞町】長瀞のライン下り&ラフティング!名物のかき氷は必食

国の名勝・岩畳(いわだたみ)で知られる長瀞渓谷は、リバーアクティビティの聖地。
なかでも、船頭さんが案内してくれる和船での「ライン下り」は、小さな子供から大人まで楽しめる体験です。長い年月をかけて水が作り出した迫力ある岩肌の景色を、船の上からのんびり見学できます。
小学生以上なら、みんなで力を合わせて急流に挑む「ラフティング」もスリル満点で人気! 水しぶきを浴びながら、達成感も味わえます。
名物の「天然かき氷」でクールダウン♪

「かき氷めぐり」も、長瀞観光の大きな楽しみのひとつ。
町内には伝統製法で作る天然氷の蔵元「阿左美冷蔵」があり、その貴重な天然氷を使ったお店や、こだわりの自家製シロップが自慢のかき氷店が点在しています。
ふわふわの天然かき氷は、川遊びを楽しんだあとのひと休みにもうってつけです。
【東京都・埼玉県】朝顔市(朝顔祭り)で江戸っ子気分を味わう

かつて江戸っ子たちが熱狂したという朝顔を求めて、「朝顔市(朝顔祭り)」にでかけてみませんか。朝顔が一番美しく咲く早朝から、会場には色とりどりの鉢植えがずらりと並び、爽やかな夏の訪れを感じさせてくれます。
お目当ての朝顔を選ぶ楽しさはもちろん、スタンプラリーや縁日遊び、屋台グルメなど、お祭りの要素も見逃せません。無料で参加できるワークショップや、地元の特産品販売が行われるイベントもあるので要チェック!
親子で少し早起きをして、にぎやかな夏の風物詩を満喫しましょう♪
【東京都台東区】7月の浅草で日本の文化と季節を体感する
7月の東京・浅草では、江戸から続く花火大会やほおずき市、初詣の半年後に参拝する「夏詣」など、日本文化を体験できるさまざまな催しが行われます。
「浅草神社」で夏詣!茅の輪くぐりや風鈴の絵付けを体験

「夏詣」発祥の地「浅草神社」では、2025年7月1日(火)~7月7日(月)の期間に多彩な神事や催しが行われます。期間中は無病息災を願う「茅の輪くぐり」ができるほか、親子で楽しめる「お絵描き風鈴体験」(予約推奨)も人気。
夜には「天の川」がライトアップされ、境内は幻想的な雰囲気に。最終日には「慰霊線香花火」も行われ、命の大切さを静かに感じる時間を過ごせます。
「浅草寺」のほおずき市で四万六千日分のご利益を願う
昔から、7月10日に「浅草寺」の観音さまにお参りすると4万6,000日(約126年)参拝したのと同じご利益があるとされ、「四万六千日」(しまんろくせんにち)の功徳日(くどくにち)と呼ばれています。
この日にあわせて、2025年7月9日(水)〜7月10日(木)開催される「四万六千日・ほおずき市」は、浅草の夏を代表する行事のひとつ。境内にずらりと並ぶ露店では、ほおずき以外に風鈴も販売され、涼やかな音色に癒されます。
さらに縁日屋台も立ち並び、にぎやかな夏祭りの雰囲気を満喫できますよ。
2025年の「隅田川花火大会」は7月26日開催!

「隅田川花火大会」は、江戸時代に疫病の犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈って花火を打ち上げた「両国の川開き」に起源を持つ、歴史ある花火大会です。
例年約2万発もの大輪の華が打ち上げられ、毎年8月に開催される「江戸川区花火大会」とともに“東京二大花火大会”のひとつに数えられています。
打ち上げ会場は隅田川にかかる桜橋と言問橋の間、駒形橋と厩橋の間の2カ所。浅草観光を満喫したあとは、国内最大級の花火大会を間近で鑑賞してみませんか?
【東京都利島村】野生のイルカに会いに行く!ドルフィンウィッチ・スイム

東京都心から南へ約140km、本土から2番目に近い伊豆諸島の島・利島(としま)は、1周約8kmの小さな島です。
島の周辺には「ミナミバンドウイルカ」が生息しており、イルカを観察するドルフィンウォッチングや、イルカと一緒に泳いで遊ぶドルフィンスイムが体験できる施設が複数あります。
ときには人懐っこいイルカがすぐ目の前でジャンプしたり、遊びにきたりしてくれることも! その姿に子供も大人も大興奮間違いなしです。
ただし、野生のイルカとの出会いは、ルールを守って楽しむのがお約束。また、野生のイルカなので会えないこともありますが、それもまた自然を理解するよい経験&思い出につながることでしょう。
民宿とあわせて営んでいる事業者もあるので、下記記事から旅のプランにあった事業者を探してみてくださいね。
【東京都新島村】海遊び・絶景・学び満載の親子旅へ!

東京都港区の竹芝桟橋から高速船で約2時間半、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる美しい島「新島」。サーフィンの聖地として有名ですが、じつは親子で楽しめる魅力がいっぱいです!
波の穏やかな海岸で海水浴やシュノーケリングを楽しんだり、色とりどりの貝殻を探したりと、都心では味わえない、開放的な海遊びを満喫できます。
島を探検!モヤイ像探しや無料の絶景温泉も

気候のよい日はレンタサイクルでのんびり島を巡るのも気持ちがいいですよ。島内のあちこちにある、不思議な顔の「モヤイ像」を探して歩くのもおすすめ。
また、「新島ガラスアートセンター」での絵付け体験や、水着で入れる無料の絶景露天風呂「湯の浜露天温泉」から夕日を眺めるのも、新島ならではの特別な体験です。

散策の合間に、地元民にも人気のパン&スイーツを味わうのもお忘れなく! 遊びと体験、学びが盛りだくさんの島で、最高の思い出を作ってくださいね。
【神奈川県・千葉県】7月開催の「関東三大七夕祭り」を見物

織姫と彦星が年に一度、天の川を越えて再会する「七夕」(たなばた)の日にちなみ、関東各地では個性あふれる盛大な七夕祭りが開催され、夏の訪れを告げてくれます。
なかでも“関東三大七夕祭り”に数えられる、神奈川県平塚市の「湘南ひらつか七夕まつり」は、100本以上の豪華な七夕飾りが見もの。市民による「七夕おどり千人パレード」も必見です。

また、千葉県茂原市の「茂原七夕まつり」では、踊り手たちが熱気あふれる踊りを披露しながらまちを練り歩く「もばら阿波おどり」が迫力満点!
どちらの祭りにもたくさんの露店も並び、お祭り気分を満喫できますよ。季節を体感しながら、にぎやかな一日を楽しみましょう。
【神奈川県葉山町】一色・森戸海岸、長者ヶ崎で海水浴&夕日を眺める

都心から約90分の神奈川県葉山町は、御用邸もあることでも有名な海辺のまち。
2025年は7月1日(火)から8月31日(日)まで海水浴場が開設され、遠浅で波の穏やかな「森戸海岸」や、落ち着いた雰囲気の「一色海岸」などで海水浴や砂遊びを満喫できます。

葉山旅のクライマックスは、なんといっても美しい夕景! 天気が良ければ富士山も見える「森戸海岸」や、かながわ景勝50選にも選ばれている「長者ヶ崎」から眺める夕日は格別です。
町内には入館無料の「葉山しおさい博物館」や、「神奈川県立近代美術館 葉山館」、「葉山マリーナ」などのスポットもあるので、1泊してのんびりするのもおすすめ。波の音に耳を傾けながら、ゆっくりと流れる海辺の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
【神奈川県横浜市】「三渓園」の蓮を観に早起きしておでかけ!

夏の朝に美しく咲き、お昼前には閉じてしまう蓮(はす)の花。神奈川県横浜市の名園「三溪園」では、例年7月下旬から8月中旬にかけて、通常より早い朝7時に開園する「早朝観蓮会」が開催されます。
2025年の開催日は7月19日(土)から8月11日(月・祝)までの金・土・日曜と祝日の13日間。蓮がもっともきれいな瞬間を観賞でき、早起きする価値ありのイベントです。

清々しい朝の空気の中で凛と咲く蓮の花を観賞したあとは、園内の各茶店で提供される限定朝食メニューを味わうのもおすすめ。
体験コーナーもあり、茎から水を出す「蓮の葉シャワー」や、繊維を抜き出す「糸取り体験」など、遊びながら蓮の不思議な生態を学べます。
夏休みの自由研究にもぴったりの、特別な朝の時間を満喫してみてくださいね。
【静岡県西伊豆町】温泉&絶景を満喫!迫力満点の火祭りにも注目

夕陽の名所として知られる西伊豆町。なかでも「堂ヶ島」エリアは、“伊豆の松島”とも称される美しい景勝地です。
洞窟の天井に穴が空いた「天窓洞」をめぐる遊覧船は、まるで冒険のよう! 干潮時に道が現れて島に渡れる「三四郎島」では、磯遊びも楽しめます。
美しい海での海水浴や、絶景の露天風呂など、夏の思い出作りにぴったりの観光地ですよ。
地域の伝説を再現する「堂ヶ島火祭り」

例年7月24日(2025年7月24日)に開催される「堂ヶ島火祭り」にあわせて旅のプランを組むのもいいですね。
「堂ヶ島火祭り」は西伊豆の夏の一大イベントで、その昔、村の若者たちが海賊船を焼き討ちにしたという伝説を、花火でダイナミックに再現します。
海に浮かべられた海賊船が炎上する迫力満点の演出や、勇壮な手筒花火はここでしか見られません。美しい夕陽や花火は、親子の心に残ること間違いなしです。
【関東近郊】息をのむ美しさ!華麗なゆりの花畑を堪能

夏の訪れとともに、関東近郊では華麗なゆりの花が見頃を迎えます。広大な公園をカラフルに彩る花畑から、自生のヤマユリが可憐に咲く自然豊かな森まで、さまざまな場所で楽しめますよ。
埼玉県滑川町の「国営武蔵丘陵森林公園」では関東最大級のヤマユリの群落を、埼玉県深谷市にある「深谷グリーンパーク アクアパラダイス・パティオ」では5品種・約2万本のカラフルなゆりを観賞できます。
親子でおでかけして、甘い香りに包まれてみてはいかがでしょうか。
7月も親子で旅をして、素敵な思い出を作ってくださいね♪
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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